1,316 ビュー

土地

-
勘定科目 分類 詳細 計上される時期
貸借対照表 資産 有形固定資産 土地を取得した時
法人税 土地は減価償却ができません。登録免許税、不動産取得税等は取得価額には算入しないことができます。
消費税 原則として課税対象外ですが、土地の取得価額に含めた仲介手数料等は課税仕入となります。土地の売却は非課税売上です。

土地とは、事業に使用する目的で所有している店舗や工場、自社ビルの敷地、事務所、駐車場、運動場などの敷地を資産として計上する勘定科目です。すでに事業で使用している土地だけでなく、将来的に使用するために保有する有休、未稼働の土地も含まれます。
賃貸などの投資目的で保有している土地は「投資その他の資産」として「投資不動産」として計上し、不動産業等の販売用に保有している土地は「棚卸資産」として「商品」に区分されます。
既存の建物をそのまま使用するなどして、土地を一括して購入した場合は、売主に確認するなどして土地と建物を按分し処理します。

  1. ・土地の取得原価には、土地の購入代金だけでなく、仲介手数料や建物の取り壊し費用、立退料、測量費用、聖地費用、埋立費用、地盛費用、造成費用等の付随費用も含めて取得価額とすることができます。
  2. ・土地は時の経過や使用により価値が減少する者ではないため、減価償却の対象にはなりません。
  3. ・土地購入のための手付金は所有者転移登記が完了するまでは『建設仮勘定』として計上します。
  4. ・土地購入の際に発生する不動産取得税や固定資産税等の税金は『租税公課』として必要経費となります。また、土地購入に伴う借入金の利息も必要経費です。

 

 

土地の摘要(取引例)

土地-とち- 本社敷地-ほんしゃしきち-
工場敷地-こうじょうしきち- 事務所敷地-じむしょしきち-
店舗敷地-てんぽしきち- 社宅敷地-しゃたくしきち-
自社ビル敷地-じしゃびるしきち- 運動場-うんどうじょう-
駐車場-ちゅうしゃじょう- 資材置場-しざいおきば-
埋立用地-うめたてようち- 倉庫敷地-そうこしきち-
地盛費用-じもりひよう- 整地費用-せいちひよう-
埋立費用-うめたてひよう- 造成費用-ぞうせいひよう-
測量費用-そくりょうひよう- 立退料-たちのきりょう-
建物取壊費用-たてものとりこわしひよう- 仲介手数料-ちゅうかいてすうりょう-

 

 

 

土地の仕訳例

取得価額20,000,000円の土地の代金を仲介手数料等の付随費用500,000円とともに小切手で支払った

借方 金額 貸方 金額
土地 20,500,000 当座預金 20,500,000

 

 

倉庫用の敷地にするために購入した建物付き土地50,000,000円の、建物の取壊費用3,000,000円、アスファルト舗装費用1,000,000円を小切手で支払った

借方 金額 貸方 金額
土地 53,000,000 当座預金 54,000,000
構築物 1,000,000

アスファルト舗装費用は『構築物』に計上します。
 

 

事務所用の敷地60,000,000円を購入して仲介手数料等の取得費用1,000,000円とともに翌月末に支払う

借方 金額 貸方 金額
土地 61,000,000 未払金 61,000,000

 

取得価額60,000,000円の土地を70,000,000円で売却し、仲介手数料などの諸経費1,000,000円を差し引いた金額を小切手で受け取った

借方 金額 貸方 金額
当座預金 69,000,000 土地 60,000,000
固定資産売却益 9,000,000

 

 

個人事業主や法人の方へ!当サイトのおすすめ会計ソフト「freee(フリー)」

当サイト「Fluphie(フラッフィー)」では個人事業主の方の確定申告や法人の方への経理・決算に会計ソフト「freee(フリー)」をおすすめしています。

 

クラウド会計ソフト「freee」のメリット

・クラウド会計ソフトシェアNo.1

・会員登録無料で0円から使える

・安価な料金プラン

・完全な経理初心者でも無理なく続けられる

・80%の利用者が業務時間を50%以上削減

・スマホでもっとも使われている会計アプリ(*2020年12月時点)

・確定申告は〇×の質問に答えるだけ

・知識いらずのかんたん操作で税理士や経理担当に支払う人件費を削減

・決算書もボタン1つであっという間に作成

 
まずは無料登録!法人の方は30日間無料!詳しくは以下のボタンから!